Technical Meeting
振舞い等価な変更列による機能等価なメソッドペアの差分説明
電子情報通信学会技術研究報告, vol. 124, no. 429, pp. 85–90, アマホームPLAZA, 鹿児島, March 2025.
令和6年度電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会研究奨励賞
Abstract
開発者はリファクタリングのような振舞いを保存する修正と機能追加のような振舞いを変更する修正を混在させてしまうことがある.これに対して,与えられた変更差分を機能等価部分と機能変更部分に分離することで,こういった変更の理解を支援するアプローチが提案されている.しかし実際には,内部構造が大きく異なるコード差分に対して完全な分離を行うことは難しい.本論文では,この理解支援アプローチの有用性の検証として,既存のリファクタリング検出器等により特定できる振舞い等価な変更操作によって差分のうち機能等価な部分をどれだけ説明できるのかの定量化を試みた.結果として,調査対象のデータセットに対して既存の検出器をそのまま利用した場合と工夫して利用した場合ではそれぞれ20.0%と33.9%の差分説明に留まった.新たに構築した67種の振舞い等価な操作を含めた場合には77.5%に上昇したものの,22.5%の差分は未説明のまま残り,完全な説明には至らなかった.
BibTeX
@article{someya-sigss202503,
author = {染谷 孝太 and 陳 磊 and 林 晋平},
title = {振舞い等価な変更列による機能等価なメソッドペアの差分説明},
journal = {電子情報通信学会技術研究報告},
volume = 124,
number = 429,
pages = {85--90},
year = 2025,
}
- Type
- Technical Meeting
- Location
- アマホームPLAZA, 鹿児島
- Presented
- March 11, 2025
- Volume / Pages
- vol. 124, no. 429, pp. 85–90