Technical Meeting

ソースコードの時間変化がバグ限局に与える影響の調査

三井 亮称, 林 晋平

電子情報通信学会技術研究報告, vol. 121, no. 318, pp. 40–45, 長崎, January 2022.

令和3年度電子情報通信学会ソフトウェアサイエンス研究会研究奨励賞

Abstract

自動バグ限局手法の評価において,限局対象として利用するソースコードを特定するスナップショット戦略の選択が結果に影響を及ぼす.既存手法での評価で用いられる戦略では,選択されるソースコードと本来限局対象となるべきソースコードとの間に時間的なギャップがあり,このギャップにより引き起こされたソースコードの変化の影響を受けるため,評価の妥当性の脅威となる.本論文では,バグ限局手法において各バグレポートに対しバグ修正直前のコミット時点でのソースコードを評価に用いるFixing Commit戦略を提案し,これを用いることにより,利用するスナップショット戦略の違いが及ぼす影響の大きさを調査する.Fixing Commit戦略と既存手法で用いられた戦略による精度を比較した結果,Fixing Commit戦略を用いることでバグ限局精度が向上したことから,既存のバグ限局手法が過小評価されている可能性を示した.また,ソースコードの名前変化と内容変化とそれぞれに対する精度の変化を計測したところ,内容変化よりも名前変化がより大きな影響を与えていた.

BibTeX

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    year = 2022,
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Type
Technical Meeting
Location
長崎
Presented
January 11, 2022
Volume / Pages
vol. 121, no. 318, pp. 40–45