Technical Meeting

大規模名前変更データセットを用いた識別子名の同時変更の調査

大住 祐輝, 佐伯 元司, 林 晋平

情報処理学会研究報告, vol. 2021-SE-207, no. 22, pp. 1–8, オンライン, March 2021.

令和2年度情報処理学会ソフトウェア工学研究会学生研究賞

Abstract

プログラム中の識別子名を変更する際,その変更に関連した別の識別子も変更すべきときがある.同時に変更すべき識別子を精度良く推薦するためには,プログラム中の識別子間の関係性や,必ずしも同一ではないものの意味的に関連した語を含む識別子への名前変更の可能性を考慮する必要がある.本論文では,同時変更が起きた識別子について,識別子間の関係性を調査し,精度向上に有効となりえる関係性を明らかにする.また,同一の語幹に基づく語形変化を考慮する場合としない場合について,同時変更の割合や識別子間の関係性を調査し,比較することで,語形変化の影響を明らかにする.調査の結果,同時変更全体では「同一クラスのメソッド同士」の関係性が 69.6% と最も多く出現された一方,クラス名を含む同時変更では「変数とその型」,変数を含む同時変更では「仮引数と実引数」の関係性が最も多く出現した.また,語形変化の考慮によらず,関係性の傾向はほとんど変わらなかった.この結果から,名前変更が起きた識別子の種類により,推薦する識別子の優先度を変更すべきであること,推薦に語形変化の影響はほとんどないことが示唆された.

BibTeX

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    author = {大住 祐輝 and 佐伯 元司 and 林 晋平},
    title = {大規模名前変更データセットを用いた識別子名の同時変更の調査},
    journal = {情報処理学会研究報告},
    volume = {2021-SE-207},
    number = 22,
    pages = {1--8},
    year = 2021,
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Type
Technical Meeting
Location
オンライン
Presented
March 2, 2021
Volume / Pages
vol. 2021-SE-207, no. 22, pp. 1–8