Technical Meeting

三者差分表示に基づくコミット境界の調整

武藤 大樹, 林 晋平

電子情報通信学会技術研究報告, vol. 125, no. 376, pp. 181–186, 対馬市交流センター, 長崎, March 2026.

Abstract

版管理履歴におけるコミットには単一のタスクに関連する変更内容のみを含めるという原則に従うために,開発者はコミット境界の調整を行う.コミット履歴を修正する既存のツールは,単一差分のみを表示するため,変更の比較が困難であり,コミット境界の調整に適さない.本論文では,この課題を解決するために,差分の比較と修正を統合した形で行える対話的な差分調整環境d-diffを提案する.d-diffは,三者差分表示に基づいて2つの差分を同時に可視化することで,表示の切り替えを要さずに差分を相互参照できるようにする.被験者8名によるベースラインとの比較実験の結果,d-diffの正確性については有意差は確認できなかったものの,効率性については有意に優れ,調整時間の中央値を530秒から230秒へ約57%短縮した.使用性についてもアンケートでd-diffが優位に評価された.

BibTeX

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    author = {武藤 大樹 and 林 晋平},
    title = {三者差分表示に基づくコミット境界の調整},
    journal = {電子情報通信学会技術研究報告},
    volume = 125,
    number = 376,
    pages = {181--186},
    year = 2026,
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Type
Technical Meeting
Location
対馬市交流センター, 長崎
Presented
March 4, 2026
Volume / Pages
vol. 125, no. 376, pp. 181–186